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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

2021-2022 東北シクロクロスシリーズ#5福島空港ラウンドII CM1

CM1の2回目。今回の目標は16人申し込みで6位くらい。にわかシクロクロッサーでFTP205W、3.47倍では表彰台に上がれるわけもないだろう。

 

2022年3月6日 日曜日 天候:早朝積もらない雪、みぞれか。レース時のみ晴れた。最後のカテゴリー1の際は降り積もる雪。気温:レース時のみ暖かく5℃くらい。やや西風あり。

冬型の気圧配置。積もらない雪が朝から続き、8時から10時くらいにかけて、自動車の温度計は-2度。

コースは主に草。一部ゆるんだ土。凍ってはおらず、第3戦時より走りやすいが、キャンバーはすべる。キャンバー直後の下りスイッチバックは誰も乗車では行けない状況。

 

受付7時30分-8時20分(大会本部)、11時20分までスタート付近で対応。以前より大幅におそい時間まで対応になったようだ。

昼公式練習10時45分から11時20分まで。スタート12時30分 8分前点呼。出走前タイヤ幅チェックあり。

2.5km5周, タイム:41分15秒6 6位(14人出走)  42% 

コースは第3戦と大まかには同じ。國井キャンバーのあとに凶悪な下りスイッチバックが追加されており、C1でも誰も乗車できていなかった。

昼の公式練習ではキャンバーが全く走れず、ずり落ちる。

 

機材:

タイヤ:

Challenge HTLR BABY LIMUS 空気圧前140kPa, 後ろ145kPa

VITTORIA ロード用タイヤインサートL使用。

泥にも使えるタイヤだと思うが、今回の草、土が合わさったコースではブロックは完全にうまってスリップしやすい。どのタイヤも同じだろうか。

今後はシラクMUDを試したい。テクニックが相対的に今一つなので、グリップが必要だ。HTLRは初回のタイヤはめ、シーラントが有効になるまでが大変過ぎる。次は無いな。

ホイール:

giant SLR1 36 フックレス。リム内幅22.4㎜。ラチェットがうるさいのが嫌だし、シマノハブのホイールと交換するとブレーキローターがずれるので、キャリパーの固定しなおしが必要で面倒だが、性能はいいと思う。走行前タイヤ幅チェックは問題ない。

ブレーキディスク:

前後シマノ140mm

ブレーキパッド:

前後シマノメタル。濡れるともの凄くキーキー鳴くので普段の通勤車には使いたくないパッドだが、効くので140㎜ローターが使えて軽量化できる。レースでだけはありだ。

ペダル:キャンディー1。 エッグビーターよりあきらかに安定感がある。クリートを無理やりはめやすい。今のところよい。ペダルに耐久性を求めないならありだ。

ギヤ比:

フロント46-30T、リヤ11-30T11S

完成車のギヤ比そのままであり、フロントシングルにしたいと思いつつも通勤に使うにはダブルが良く、そのままになっていた。しかし、今回も1:1(インナーx30T)を多用したので、チェーンラインを考えるとフロントシングルにしない今のままでよいようだ。クランク165mmでケイデンス100以上を多用している特殊な乗り方(力がないだけ)なので、走り方が変わらない限りは一般的なギヤ比にしない方が良いようだ。ただし、今より軽いギヤは不要。

目出し帽(バラクラバ):

寒い中全力で走ると肺がやられるので、今回はモンベルの中厚地のバラクラバを使用した。気温が高めだったので、走行時は口の部分は下げたり、上げたりしてみた。サングラスが曇るが、今回曇り止めは忘れた。

グラブ:

NWの中厚地。トラブルなく、裾がきつめでフィットする。真冬用より生地が薄く、ブラケットを握ったときに小指が入るので強く握りやすい。

ウェア:

アンダーアーマーの冬用インナー、イオンの前面防風のインナーを使用。冬用ジャージは使用せず。たまたま、レース時のみ日が出たので薄めでOKだった。

タイツ:

TEBEの非防風タイツを使用した。レース時は暖かく問題なかった。C1レース時は明らかに寒く、これで行ったら死んでたと思う。

ゼッケン:日東電工NO5000NSで貼り付け。安全ピンなしではがれたことなし。

シューズ:

フィジークX5、スパイクピンなし。ピンを準備すべき。東北シクロクロスはいつもドロドロで滑る。要らないのは亘理の階段くらい?

シマノXC5も準備し、ドロドロの中フィジークを温存するスペアとして有効だったが、かかと付近のソールが柔らかく、膝がぶれる。XC7はワイドしかなく、私には合わない。XC9買ってみるべきか。またはフィジークのX1か。どちらもお高いので合わなかったらショックだろう。X5はモデルチェンジして、グラベル用になってしまった。

あるいはSIDIか。シマノは40できっちりぴったり余裕なし。フィジークはごくわずかに余裕あり。SIDIのロードシューズは40.5でもきつくてあまり履かなくなってしまった。41で試してみるか。

食事:

9時過ぎにカステラ、1時間前にCCDドリンク。前日にほぼ走らずかなり食べていたのでエネルギー切れの問題なし。キッチンカーあり。レース後のキーマカレー、唐揚げがうまかった。

洗車:

ここは水道はない。今回は発電機、中型のケルヒャーを持って行ったが、自動車洗車用に使っているものなので、持っていくのが大変過ぎるし、うるさいし、水の消費も多すぎる。18Lポリタンクで水を持って行ったが公式練習後、レース後の2回の洗車には水がややに足りなかった。少量で洗うには慣れが必要。でも楽。各所ベアリングは傷みそう。

ウォームアップ:試走ゆっくり1.5周、スタート15分前までローラー台で20分。スタート付近の急坂を2回登った。心拍は125位までしかあげていないが、良かったようだ。

レース:

スタート:

私は右利き。サドルに座って、左足をペダルにはめ、右足はペダルの真後ろにつく。ギヤはローから4段目。公道を走る際に右足をつくのは勧められないが、レース時は右足の方がクリートをはめやすい。ブレーキは1本か2本指でかけて、中指、小指はブラケットをしっかり握る。失敗が少ないと思われ、当面はこの方法で行く。

コース:

1周目、スタート直後はこれまでより余裕があった。ただし、キャンバーで滑落。順位を落とす。忍者返しは最後が登り切れない。乗車で行けている選手も結構いた。

2周目、かなりコーナー立ち上がりで脚がまわった。ベストラップ。2周終了時点で残り3周を確認。キャンバーは何とか無難に通過。

3周目、このあたりからC2の二人?についていく。今回は明らかにキャンバーが下手で遅れるが、コーナーの立ち上がりや直登ではこちらがやや余裕がある感じだった。C2に混ざって走っているが、CM1の順位は大体固定した感じだった。2周目でパワーを出し過ぎており、ややたれた感じもあったが、タイムは落ちていない。

4週目、キャンバーで滑落し、かなりロスしたが、順位は落とさず。タイムをみると、ここの頑張りが足りない。

GoldenCheetahデータ、一番上のPowerをみると、滑落して足で走っている際はパワーがゼロになっている。便宜上無酸素パワーの余力W’balanceはグラフ上回復するが、そんなわけはない。心拍は下がらない。パワーメーターの弱点。

5周目、キャンバー手前で5番手の真後ろにつけたが、キャンバーで離されてしまい、いままでスリップしなかったコーナーでも失敗し転倒寸前となり追いつけず。キャンバー到達前にパワー的には抜けたはず。GoldenCheetahデータの上から二つ目W’balをみると、無酸素パワーを使い切っていない。この走りはよくない。腰はつらかったが、まだ頑張れるはず。

コースは相変わらず難しく楽しかった。

6位は上出来だが、もう少し追い込めた時間もあったか。

FTP205W, CTL46とややトレーニングは進んだ。中年でもトレーニングすればパワーがあがることが分かった。人生の大収穫。ただ、シーズンは終わってしまった。

今のところロードレースに出ようとは思わない。来シーズンまでどう過ごすか。

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GoldenCheetahのrideデータ