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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

2023-2024 東北CX #5 福島空港ラウンド

2024.3.3 晴れ、昼の気温は12℃くらい。若干の南風

前日は土が凍っていたらしいが、当日はまずまず暖かかった

MM1 2.7km 4周 トップ35分52秒から9分6秒遅れ 14位/20人 1人DNF

2週間前にCOVID-19に罹患し、1週間寝込み、ほぼ自転車に乗っていない。三日間、ローラーを30分回しただけの状況で、DNSのつもりだったが、何となく体調が良くなっていたので出場してみた。成績は散々だが、ビリではなかったし、転倒もなく楽しめた。結果オーライである。ただし、練習不足でふくらはぎがつった。

コースはいつもとやや異なり、スタート後の草区間が短く、キャンバー後の泥区間が長い印象だった。キャンバーはドライでラインが2本出来ており、ペダルは漕げないものの、けんけんで走れた。他は泥が重く、スピードは出ない。いつもは5周だが、4周だった。

ウエアはイオンの偽ミレー網々半袖+アンダーアーマー冬用起毛長袖の上にサンボルトウインタースーツ。ネックウォーマーなし。こんなに厚着している人はいない。やや暑かった。寒いよりはいいと思っている。グラブはシマノウインドストッパーのペラペラの奴。特に問題なし。シューズにスパイクは必要。

車両はギザロGX-110。

安いので色々組付けに問題がある。性能がいいか悪いかは分からない。

純正のヘッドパーツはコンプレッションリングの厚みが足らず、トップキャップがヘッドチューブに擦れるようだ。Amazonで適当なヘッドパーツを買って組み替えたら回転が軽くなった。シートクランプが貧弱でシートポストをしっかり固定できない。滑り止めのペーストを塗って対策した。Mk.2では対策されているらしい。

福島空港は登りがあり、165㎜クランクで回しまくる自分は1対1のギヤが必要。GRXのF 46-30T, R11-30Tを使用。小さなギヤ同士は最近は効率が悪いとされているので34Tか40Tか導入を要検討。 

タイヤはSERAC MUD TLR、 圧は前後180kPa、ビットリアのタイヤインサートあり。

最近はチューブレスの運用にうんざりしている。

適切な機材を準備したので、相当ゆるゆるな組み合わせでもビード上げはコンプレッサーで何とかなるし、シクロクロスの様な短時間ではシーラントも使わないで運用できているが、とにかくビードが落ちない時がある。タイヤインサートがあるとさらに地獄である。オートバイ用のビードブレーカーもあるが、タイヤが柔らかすぎて有効でないことがある。レースごとにタイヤを替えたいが、替えるのが恐ろしく大変で半日仕事である。どう考えてもチューブラーの方が楽と思われるが、カーボンチューブレスホイールが2組もあるのに、またホイールを入手するのも気が進まない。

 

今回は初めから頑張ると体力が持つはずがないので、スタートはあまりがんばらず、ほぼビリで走り出すつもりだったが、それでも自分よりゆっくり走り出してる選手もいた。キャンバーも特に問題なく通過でき、最後の急登ではなぜか400W以上で登れた。

油断すると腰がまがり、痛くなる悪癖があるので、てきぎ上ハンを握って背中を伸ばして走る意識をもった。

病み上がりで2週間も練習できておらず、全く走れないかと思ったら思ったよりがんばれて楽しめたのでヨシといったところ。

夏はロードレースには出ないし、やることがないが、ヒルクライムレースが良いか。でもあまり遠くに遠征する気力はないな。

2023-2024 東北CX#4 ざおうさまカップ

2024.1.21 土砂降り、気温9℃、風ほぼなし

MM1  2.6km、4周 トップ34分38秒から7分4秒遅れ 10位/12人、3人DNS

本当にひどい雨でドロドロ、直前まで出走するか迷った。結果はビリ争いで悪かったが、今は経験値が増え、思い出として美化されている。

前週の練習会ではグランドは湿ってはいたが、キャンバーは快走でき、タイヤは何でも走れるような状況だった。

今回はほぼ水たまりというか沼の中を走っているような感覚だった。1月の蔵王町で雨が降るという異常事態で温暖化を実感する。

今回、勝負はともかく、風邪をひかず終えられるような装備で出走することにした。

過剰な装備になってしまい結果的にずぶ濡れになったのは足、シューズだけで、頭、手、上半身のインナーも濡れず、暑いくらいだった。

あと、いつも40分5周のレースで3,4周目に体力が売り切れるのでスタートから頑張るのはやめようとのんびりスタートしたが、結果は不良だった。

悪条件で周回数が減ることが想定できたわけだから、最初から頑張らないとダメ。

ただし、初めてタイムが周回ごとに速くなり、あと1,2周あってもよいくらいに感じたことはいい経験となった

以下すべてに問題があり、要修正事項である

・心がまえ

・装備

・ウォームアップ

・車両準備

・走行技術

・事前のトレーニン

 

・心構え

競争することにやりがいがあるからシクロクロスに出ている。

マスターズ1でそもそも優勝できるとは思っていないし、目標ともしていないが、いつものライバルには勝ちたい。ロードレースの様に集団から脱落したら終わりということがないのがクロスのいいところ。いつも下位争いを楽しんでいたはずだが、今回は環境がひどく、完走してポイントが得られればいいやと考えてしまったのが敗因。少しでも上位を狙っている人と勝負できるわけがない。気持ちを強く持たねば。とはいえ、今回あの状況で出場したことは良かった。

段々年をとって衰える頭や体だが、伸びしろはあるはず

・装備

空気抵抗や重さより濡れないことを優先した装備になった。

快適だったけど、重いし空気抵抗大きいし、これでは勝負にならない。

上半身:下からイオンの網々インナー、ファイントラック長袖インナー、GOREインフィニウムジャケット(ラファ)、ゴアテックスカッパ(モンベル)、ゼッケンをつけるための半袖ジャージ

インフィニウムのジャケットは防風でかつピタッとしていてばたつかない。振り返ればカッパを着たのは過剰だった。防水をうたっていないが、雨が染みなかった可能性は高い。でも低体温は嫌だし、風邪をひきたくなかったんだ。カッパの袖は盛大にばたついた。フードもかぶって頭が全く濡れなかったのは快適だったが、温度調整ができない。ヘルメット下のキャップが最適解か。今回思いつかなった。濡れて息ができなくなると想定し、バラクラバは使用せず

フィルム、メンブレンが入ったジャージ、カッパに安全ピンでゼッケンを止めたくなかったので一番上に半袖ジャージを着た。早朝のクラスでは透明なウインドブレーカはゼッケンが視認しにくいので、スタート前に脱がされていた。安全ピン+日東の5000番両面テープを使用したが、テープだけでもあの土砂降りの中はがれる様子はなかった。ただし、裏面に隙間ないくらい貼った。

グラブは防寒テムレス。氷点下だと冷たくて厳しいが、今回はよかった。カッパの袖の下に手首の部位を入れると浸水しない。完璧だった。

タイツ:夏用ビブの上にGOREインフィニウムのパッド無しタイツ(エチェオンド)

雨のなかで初めて使用したが、寒さを感じず驚いた。カッパと違って通常のタイツなので使用しやすい。ただし非常に高価なので転んで穴をあけたら泣ける。

シューズ:シマノXC5、スパイクピンあり

XC9と比べると柔らかいが、違いはそこよりつま先がやや上向きなこと。XC9の方がつま先に余裕がある。インソールの長さは全く同じで小さいわけではないと思う。XC5は足のゆびを背屈している感じでシューズ内で爪がこすれる。レース後靴下に穴があいていた。今回の様な雨で有効なシューズカバーはないと思われるので、使うなら防水ソックスだが、ランが多いとすぐに穴が開きそうで気が進まない。濡れて皮膚がひどいことになるかとおもったが大丈夫だった。

ペダルはタイム。なぜか左足だけはめにくかったが、クリートの向きの問題かもしれない。特に問題なし

・ウォームアップ

前回いわきでウォームアップをしっかりやったらスタートはとても良かったと感じていたのに、装備準備のバタバタで全くウォームアップせず。結果的に尻上がりのペースアップはできているが、スタートのかかりが悪すぎた。バカなんだろうか、そうなんだろう。

いつもスタート3時間前の時点で食事はとり終えるが、後半たれないようカロリーメイトゼリーを30分前にとった。最大心拍の中でも気持ち悪くなったりはせず良かったかもしれない。

・車両準備

油圧ブレーキの車両でスタートしたが、1周目で前輪をパンクさせ、某機械式ディスクブレーキの代車に乗り換えた。3周目時点でパッドが減り、ストロークを使い切ってしまった。パッドの残りはあるが、アジャスターが手元になく、調整不可。基本的に泥で減速するのであまりブレーキをかける場面がなく、リアブレーキがかろうじてかかる状況だったので何とか完走できた。過酷な環境では油圧でないと厳しいことを実感したが、カンチブレーキでME1を走っている選手もあり、人によるのかもしれない。

 代車のタイヤがマッドタイヤでなかったのは厳しかった。準備不足。

どこでパンクしたのかわからなかったが、忍者返し前の下りか。自分と同クラス、ME1でもパンクはあったようなので、泥のなかで石が出ていたのだろうか。タイヤを今後耐パンク用にするか要検討。ビットリアのタイヤインサートを入れていたので、ピットまでは走って戻れたが、ビードが落ちないだけでまともに走れない。ちなみにIRCのインサートはパンクしても走れそうなくらいしっかりしているが、タイヤのつけ外しが地獄。

 ・走行技術

技術的に泥のコーナーが異常に遅いことを思い知った。路面抵抗が重くて勝手に減速するので、ある程度のスピードで突っ込んでも大丈夫だが、安全に進入しすぎるし、車体が立っているからペダルを漕げる状況なのに休んでコーナリングしてしまっていた。立ち上がりで踏みすぎてしまい、コーナー途中で踏めないという悪循環だったと思う。転んでも怪我をする状況ではないので、もう少し気合を入れないと。でも転倒がなかったのは良かった。ランが遅いのは諦めている。歩き、走りが嫌いで自転車に乗っているので。

・事前のトレーニン

今回はCTL40弱に低迷。ただ、最近フルスクワット、プランク日課にするようになって、少しよい方向かもしれない。性格的に睡眠不足が年中課題である。

次回は福島空港。どんな天気だろうか。

photo きち @56be_0322

 

ハヤサカサイクル シクロクロススキルアップスクール

2024/1/14 晴れ、気温朝7℃、昼9℃くらい、風はあまりなし

次週は蔵王町でのシクロクロス。前週に実際のコースでの練習会があり参加してみた。

同日は宇都宮でのシクロクロス全日本選手権があり、見に行くか迷ったが、エリートは午後遅くのスタートで帰りが遅くなるのでスクールに申し込むことにした。ツイッターで告知があり、申し込みもネットで。

朝9時集合から13時過ぎ解散

参加者は男女30人程度で盛況でした。実際のレースコースを走るので、全くの自転車初心者には勧められないが、出場する人なら速い、遅い関係なくおすすめできる。

ME1選手二人についてコースを2周して、その後要所を繰り返し繰り返し、キャンバーなどを何回も走って、各自勝手に休憩したり、離脱しながら、12時過ぎにいったん休み。ごく短時間の休憩後12時20分くらいから模擬レース。自分の場合は本番は5周が想定されるが、すでに疲れがあり、ライバルと3周でと走行中に決めて、最後ゴールラインは不明なものの、スプリント勝負を楽しんだ。かなり追い込めた。

 

コース自体は昨年と大きな変更はなさそう

グランドは朝は締まっているが、昼近くなると、砂が泥っぽくなり、グリップが低く、コーナリングは難しい。忍者返しは今回は何となく登りやすかった。

土の長いキャンバーは今回はかなり走りやすく、ペダリングでき、かなりスピードが出るので逆に怖かった。本番前に雪など降ると条件は一変しそう。

芝のキャンバーも繰り返し走ると、タイヤの泥はとれるのでグリップが効きペダリングできた。3か所目の上り下りについて土が掘れてかなり難しかった。乗車できたりできなかったり。本番で路面が荒れると乗車は無理かも。グランドに戻る前の段差の練習でパンクしてしまった。ホップは不得意なので要注意。

事後のインサートが入ったチューブレスタイヤ交換がものすごくたいへんで疲れたが、練習会自体はとても楽しかった。

これまでギヤはGRX使用でF30T、リヤ11‐30T、忍者返しで30T-30Tを使用するというあまり一般的でないことをしていたが、今回はフロント36T、リヤ30Tもしくは27Tで登ってみたが、どちらでも行けた。クランク165㎜で回しやすく、踏みにくいので軽いギヤばかり使っていたが、今後色々試してみたい。

 

 

2023-2024 東北CX#3 いわきラウンド

今回は水曜日の通勤中に転倒し、左手と左側胸部の痛みが残っており、

日曜日の出場に不安があったが、結果としては影響はなかった。

リザルト10位/17人 2.8km 6周 トップから3分49秒遅れ

これは全く実力通りだった。逆にロスやミスは無かった。

あるとすれば1周目に頑張りすぎており、ペース配分がよくなかったくらい。

 

2023.12.24 曇り。気温は昼で9度くらい。少し北風。

路面は草、舗装、ごく一部に湿った土。

日がなく、全く暖かい感じはしないが、気温は低くはなかった。

サンボルトウインタースーツ、イオンのメッシュインナー、ネックウォーマーなしで問題なし。レース中にジッパーを少し下げたくらい

 

ウォームアップ不足が問題になったことがあり、今回はローラー台、ミノウラのFG-220を持ち込んだ。時間がなく、慌てたが有用だったと思う

 

タイヤはSERAC EDGE TLR リム内幅22mm、インサートありで前後170kPa。

今回のコースは舗装が多く、トラクションが必要な急坂やブレーキを要する下りは無し。キャンバーもなし。東北シクロクロスでEDGEの出番が来るとは思わなかった。

 

スタートまで1時間の時点で前日の寝不足から車内で寝ており、慌てて準備を開始し、代車をピットに急いで持ち込み、ランでスタート地点に戻るという段取りの悪さでスタート直前のウォームアップはむしろ十分であった。

 

コースは高速コースで平坦だったが、ごく小さな山の乗り越えが何回もあった。

ギヤはフロント36T、リヤ11-30Tで36-30Tを多用した。平坦の直線も11Tまでは使わなかった。フロントシングルでチェーンキーパー的なものなしだった問題なかった。ただ、ME1を見ているとチェーンを外している選手もいた。スピードが上がると問題になるのだろう。自分にはまだ関係なさそう。

ハンドルバーも普段は幅420㎜(C-C)だが、平坦用に400㎜にしてよかったと思う。

パンプトラックは事前に地元で2,3回だけ走り何となく慣れたので問題なかったが、特段のアドバンテージもなし。

丸太越えのシケインがあったが、エスケープもあり。乗車で行くとわずかに遅いようだが、楽なのでエスケープを使用した。

今回は1周2.8kmと短くないが、スピードコースでいつもなら5周のことが多いが6周だった。最後は前から遅れ、後ろについてくる選手もなく、完全にタレてしまった。

1周目のスピードを維持できれば何とか競争になるが、現時点ではスタミナ不足が否めない。ただ、パワー自体は最小限はあったよう。普段フルスクワットをするようになり効果はあった模様。

長時間乗るしか持久力はつかないよなあ。どうやって練習したものか。

 

2023-2024 東北CX #2 ジンギスクロス (磐梯南ヶ丘牧場)

今回はJCXの関西シクロクロスと同日なので人数は少ない様。

自分が出るMM1について常勝のNさんは出場していない。

代わりではないが、全国区のTさんが出場していた。

リザルト8位/13人 2.4km 5周 トップから4分32秒遅れ

実力通りとしかいいようがない。いつも勝てない選手には勝てず、勝てる選手には負けなかった。致命的なミスはなく、上位選手ミスによる下剋上もなし。CTL32程度だった。練習不足というか寝不足を何とかしないと。

 

2023.11.26 晴れ。前日は雪だったよう。ただし、ほぼ積もっていなかった

朝の気温は不明だが、かなり寒かった。風は感じず。

MM1は12時30分から。昼の気温は約8℃、日が出て暖かくなった。

コースは例年とやや違うが、全く異なるわけではない。バリアー(シケイン)なし

草地急斜面をUターンする忍者返しは朝試走時は乗車できたが、レースでは無理だった。

ただ、ME1では2,3人だけ乗車クリアできていた。

朝試走時は最も暖かいウェアでちょうどよかったが、レース時は日が出て、気温も高く、サンボルトウインタースーツ、イオンのメッシュインナー、ネックウォーマーなしで問題なかった。やや汗はかいたが、問題なかった範囲。

 

レーニング不足はどうしよもないが、ウォームアップ不足はもう少し何とかなったかもしれない。面倒でローラー台を持ち込まなかったのはよくなかった。実走だと心拍を上げにくい。疲労を心配し過ぎた、試走2回し、スタートまで時間が空いてももう少し心拍を上げてから招集につくべき。

 

薄いグラブでもブラケットを握る手が痛くなるのだが、平地、登りで上ハンドルを握ってみたら塩梅がよく多用した。背中が丸まらず伸ばしやすく、腰痛予防になったと思う。

 

タイヤはSERAC XC MUD TLR リム内幅22mm、インサートありで170kPa。

MUD用タイヤの人は少ないが、TLRなら転がりはあまり重くないのでよさそう。

舗装路がある場合は逆にグリップが落ちるのでノーマルがよいかも。

 

各周回のタイムを振り返る

08:33.6 08:14.5 08:19.9 08:31.0 08:29.6

 

優勝者は1周目8:08で圧倒的に速いが、2位は8:32で実は自分の直前で2周目に入ったようだ。その後上位は7分台。自分は2周目の8分14秒の時、ほんとうにきつくて3周目は何とか持ちこたえたが、4周目にたれてしまった。5周目は最低限の余裕はあった。

何となく出し切れていない感覚が残った。

いつもよりスタートを頑張らなかった。人数が少なく、渋滞はないので、実はよかったのかもしれない。

コースはやや難しく、忍者返し以外は全て乗車で行けるが、何となく減速しすぎてしまう感覚があった。

 

振り返ると不完全燃焼の感覚もあるが、実力通りだなあ。

 

 

2023-2024 東北CX(シクロクロス)わたりラウンド

今回の目標は完走。上位を目指せるトレーニングは全くできていない。

やる気を出すきっかけになればよし。JCXでAJOCCポイントも高いのでM1残留の助けにはなる。

 

2022.10.29 晴れから曇り、天気予報では昼から雨だったが、ほぼ降らなかった

気温朝10℃台。昼20℃程度。若干の北風

今回はJCXのポイントが付くため全日本選手権に出たい方が遠くから出場していた。

選手が増えると楽しい。ME1(Men Elite1)は60人も出ていた。

リザルト

MM1(Men Masters1のことだろう) 11位/18人(2.8km x 5Laps) 38分11秒+3分32秒

まあ遅いが、いつもトップのN選手から3分32秒遅れは上出来な部類だろう。いつも4分以上遅れているので。

 

機材がらみのあれこれ

前日夜に雨があったが、ドライ路面だった

タイヤはグリップを重視してSERAC MUD TLR 前後180kPa

泥用のノブが高いタイヤだが、とても柔らかく、タイヤ変形に力がいらないので転がり抵抗は低いように感じる。challengeのタイヤだと150kPaとかで使用したが、180でも低いかもしれない。転倒しなかったのでグリップは良かったのだろう。

1回シーラントを入れて運用後のタイヤで、放置しても空気圧が落ちないので、今回はシーラントなしで運用した。あとでタイヤ交換が楽。ビットリアのタイヤインサートは使用している。コース中に厳しいドロップオフ的な所があるので、ビード落ち対策に必要。逆に現地でレース前の時間がない時にタイヤを外すことはできない。

GRXのブレーキがついた車両とequalの機械式ブレーキをつけた車両があり、どちらを使用するかとても迷ったが、ブレーキレバーに使いやすいGRXをつけた車両にした。重量は明らかに重いので正解だったかは分からない。equalブレーキの方を140mmでなく160mmローターにするとありかもしれない。

ギヤは忍者返し的な場所で30T x 30Tを多用した。1対1がなければ登れなかった。変な色気を出してフロントシングルにしなくてよかった。

ウェアは朝はとても寒かったが、昼はやけに暖かくなり、インナーなしの長袖ジャージ、夏用ロングタイツ、手袋も夏用。スタート待機中にウインドブレーカを着なくても問題ないくらいだった。シューズはXC9で実力から考えると硬いが、階段も問題なかった。

 

レースは40分。朝一のME4, MM50+60は30分で3周だった。5周だろうと想定され、その通りだった。

ジュニアとME2と30秒差スタートの混走だったが、なぜか今回はMM1が先。

途中でE2が追いついてきて道を開けろ的なことを言っていたが、速いんだから勝手に抜いてくれ。こちらは別にブロックはしていないよ。

今回は腰が痛くなる手前までいったが、思い出して背中を伸ばすとまた踏めた。

逆にいうと油断すると背中が丸まる。背中を板状にキープしたいがなかなかできない。

階段は自分としてはまずまずだが、自転車の担ぎ方が良くないかも。ヘルメットとサドルが干渉するので、首が窮屈で背中も曲がる。飛び乗りも遅すぎる。練習の余地あり。

とはいえ、階段後の直線で気持ち悪くなるほど追い込んだつもりではあった。

あとはどうしても3周、4周目の中だるみがあり、ラップタイムが落ちる。練習してパワーを維持できるようにするほかない。前輪のグリップを一瞬失ったことはあったが、転倒しそうになるまででなく、まずまず出し切って、まずまずの結果であった。

やる気の充填にはなったのでよしとしたい。

 

2023 SUGOロードレース Rd.4 F600クラス

目標、目的

・意識、準備したことを実践し、自己ベストタイムを目指す

・無理しない。バイクを壊したり、病院に搬送されるのはダメ。

 

前日スポーツ走行

2023年10月7日 土曜 最高気温20℃くらい。そこそこの風。寒い

当日近辺では雨が降っていたが、現場は晴れていた。

Fタイヤ KR149(M3) 空気圧:冷間200kPa、走行前温間220kPa

Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa、走行前温間170kPa

タイヤはRd.3予選、決勝でのみ使用後

Fプリロード:最弱から8回転

Rプリロード:最弱から5.5回転

1走行目はゆっくり走った。1分44秒くらいまで

以下の要因あり

雨だと思ってゆっくり到着、タイヤの温めがほどほどでの1本目走行、バイクに乗るのが前ラウンド以来、エンジンヘッドのオーバーホール後、低い気温に慣れていない、やや寝不足で体調今一つ。初めて手の豆防止用にパームガードをしてみたが、グリップを握る感じがぬるぬるして嫌な感触だったなど。とはいえ体もバイクも走るとあまり問題なさそう。

2走行目

右コーナーでフロントのチャタリングか何か振動が出まくる。1分40秒位なので、自分のレベルでは遅くはないが速すぎて出ているわけではない。2コーナーで強く振動するので、深くバンクする気にならない。フロントの減衰はかなり緩めていたので、逆に締めてみるとチャタはとまらないが、フロントが動かなすぎる。

結論としてはフロントのエア圧低下が原因。走行前220kPaから走行後210kPa以下まで落ちていた。気温が低く、走行後に前タイヤの場合下がる様。後タイヤは下がっていない。3本目走行前に240kPaまで上げたら振動はほぼ止まった。1分39秒台が出たので、人間もバイクも特に問題なさそうと判断した。

終了間際にシフトアップでギア抜けし、ヒヤッとしたが、エンジンは大丈夫だったよう。シフトペダルをわずかに上げた。

今回の準備

・Rd.3の際には自転車でのトレーニング量がCTL40まで達していたが、今回は35程度。

・上半身トレーニングとしてのプランク2分/日は継続していた。

・大腿でタンクをホールドして倒しこむのに必要な大腿内転筋群の簡単筋トレもしたかったが、9月中旬から謎の痛みがあり、筋トレをやめていたのは不安要素。ストレッチはした。年をとると色々うまくいかない。もともとバランスボールをはさむのを2分位反復するだけだから、大したことはしていないが。

・ヘルメットを新型へ。空気抵抗がやや少ないか?

・グラブを新型へ。前回豆ができたのでより柔軟だろうと思われるものにしてみた。

・パームガードも準備したが、合わなかった。結果的には無くてもブレーキリリースを早める乗り方や新型グラブの影響か豆はできなかった。

・エンジンヘッドを整備してもらった。ややパワーアップしたか。

・減衰を前後ともやや締めてみた。普段はゆるゆるの減衰にしているが、締めてみるとしっかり感がでて、ブレーキングや、加速をより頑張れるのではないかと変更してみた。今までは人間の慣熟の方が問題と考え調整していなかった。

以下を意識した。

・コーナー進入前に外ステップに乗る意識を反復した。全日本のトップライダー達は進入時に両足ともにステップから足を外しているので訳が分からないが、自分はシフトダウン後に外足に乗り、内腿でタンクからの倒しこみを意識するとうまくいくようだ。S字の切り返しでは逆操舵を意識する。

・ブレーキリリースを早める。自分としてはビビりながら走っており、速い速度でコーナーに進入するのは怖い。どうしてもブレーキを残しがちになる。しかし、逆にブレーキングにタイヤグリップを奪われるし、倒しこみも重くなるのでバイクは曲がらなくなるし、さっさとリリースした方がよいので意識してみた。

・背中は伸ばす。丸めない。

・ストレートで完全に伏せる。油断するとヘルメットが浮いている!

・遠回りしないでコーナーを通過する。体や膝がゼブラの上や芝生の上にあるべき

 

10月8日 日曜 午前8時50分から20分 予選 晴れ 最高気温23度くらい? 風なし

タイヤは新品

サスプリロード変更なし。

悩みに悩み、前後ともさらに減衰を締めた。ただし、COMPとREBを区別する解像度は私の中に無いので、同時に調整する。

予選は20分と長く、集中が続かないので途中で調整するつもりだった。

2022年までは探りながら走り出して徐々にペースを上げていったのだが、最近は不安を感じないので、いきなりタイムがそこそこ出るようになった。3周目に39秒0が出て、サスが動きにくくなったことについては車体を動かしにくいというより、ブレーキが安定し、寝かせ始めてからの不安定な挙動を感じないポジティブな感覚だったので調整せず。新品タイヤは何となくフィーリングが良い。

決勝でそのまま使うタイヤなので5周で終了。

ブリーフィング 9時50分から25分くらいだったか

・白旗:救急車を抜いてよく、抜いたら全開走行に戻る。というか黄旗や白旗では注意はするが、減速しない

・周回遅れとトップが同時にゴールに来るときは青旗が掲示される。周回遅れはもう1周しないとゴール扱いにならない

・ピットインする際にはインを空けない。後続車と交錯する事故あり

・混走クラスでは抜いてからラインを変えてブレーキしない。抜く方がエンジンは速いがブレーキも早い傾向。追突するされる

・エアバック近々義務化?衝撃少ないが、首でなくて、肩から胸部のエアバックは肩関節を脱臼しやすいらしい

・車検から予選まで時間がないので、前日車検を要望している方がいた。

SUGO側は前日車検よりは当日朝を早めたいようだ。あまり早いのはしんどいなあ。

 

リザルト

予選 1'39.080 (3/5周)クラス2位、混走5位(出走20台)

決勝  クラス1位/(出走7台)、混走4位/20台 16'38.795, best 1'37.805(3/10周)

 

決勝:10周、5番グリッド(2列目真ん中)からスタート。

なぜかいつも右側のグリッドが多いが、今回は5番で真ん中。サイティングラップでグリッドに着くときに場所がわからず間違えた。前後で互い違いになっていて、2番の真後ろではないのね。

前日のスタート練習は時間が遅すぎて帰りが遅くなるのでいつもやらない。ウォーミングアップランで練習するw 低回転でクラッチミートするし、半クラで進みたがるバイクを効き足の右足で踏ん張っているので特に失敗しなくなったが、1速でひっぱりすぎてレブリミッターに当たって失速した。本番前に失敗して助かった。

無難にスタートしたが、3番グリッド、クラス1位のライバルも同様に速く、1コーナーでは並べず。

以前よりはすぐにペースをつかめるようにはなったが、相手の方が明らかに速い。それにヘアピン(4コーナー)進入で空冷Ducaと水冷Ducaに入られてしまう。3コーナーが遅いということだ。空冷よりはこちらの直線は明らかに速いので裏ストレートで抜けるし、水冷の方は35秒くらいの人なのでどんどん前に行くから問題ないけど、本当ならスタートから前にいってほしい。いつも後から追い上げている。6, 7番グリッドはR1で直線で抜かれると、抜くのは困難。今回はうまく逃げ切れた。

ライバルはあきらかに速く、ちょっと付いていけないなあと感じつつも明らかに遅れるわけでもなかった。今回1コーナーでは200mと150mの間でブレーキを掛け始めて不安なく進入できており、倒しこみが以前より安定している感覚があった。馬の背では200mを切ってからのブレーキでも間に合うくらいだったが、倒しこみ前に体が前に行ってしまうので、どっこいしょと後ろに戻している始末でどうしようもないが、遅くはなかった。今まで絶望的に倒し込めていなかった左コーナーもまずまずだった。まだまだ集中力があった2, 3周目を終えた1コーナーでライバルは転倒してしまう。スリップダウンしたように見えたが、twitterによれば内側ゼブラに乗ったらしい。凄い。私はそんなに攻められない。

前は見えないし、後ろは違うクラスだろうし、本番パワーが一瞬で消失してしまったが、110Rで周回遅れをパスした周と最終周以外は何とか39秒台で走り、レースタイムは前回より1秒短縮した。

良かった点

・無理はしないが、集中することでベストタイムを更新した。フロントが滑る感じはなかったし、シケイン立ち上がりでのリアの危険な滑りも感じなかった。ヒヤッとする感覚なしで走行を終えた。まだ安全に速くなる余地がある。

・エンジンが速かった。直線で244km/h出ていた。

課題

・今回は直線で徹底的に伏せることを意識したが、これが結構首と目の負担で、休みどころがない感じだった。どこかで休まないと集中力が続かない。直線も練習が必要。

・3コーナー、SPイン、アウトで遠回りしがち。

動画をみせてもらってとても参考になった。まずまずスムーズだが、クリップでゼブラから離れてしまっている。特に3コーナーがよくない。毎回はらんでいるのに、直前にアクセルをかなり開けてしまっている。要修正。逆にシケインではかなり詰められていてまずまず良かった。左コーナーの倒しこみが苦手だが、自転車で練習できるだろう。

・何か課金アイテムはないか。

これは相談しよう。

とにかく楽しいレースができて最高。開催者、一緒に走った方々、サポートしてくれた皆様に感謝。