Output

SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

650B用ロードフレームを700C車輪で使う

650Bホイール用ロードフレーム(キャリパーブレーキ)に700Cホイールが使えるか実践してみた。
適切なアーチサイズのブレーキを用いれば使える事が分かった。
そのフレームは650Bのホイールに対し57−75mmの超ロングサイズアーチのキャリパーブレーキを使う仕様。
フォークは367mm axle-to-crownとの事で、700Cロードレース用フォークと肩下寸法はほぼ同じ。通常のショートサイズアーチのブレーキ(74Dura)をつけて、700Cのオープンプロを入れてフロントのブレーキパッド位置はスリットの中間くらいでOK。しかし、リアブレーキ取り付け穴はフロントと違っており、ショートサイズアーチのブレーキではリムに届かず、リーチ57mmまでのロングサイズアーチブレーキ、シマノBR-R451をリアに取り付け、何とかなった。
BB下がりが65mmのフレームだったので、通常の700Cロードと変わりなく、タイヤ径も650x38B(ETRTO 40-584):662mm、700x23C(23-622):668mmと大して変わりない為、違和感なく走れてしまった。フレームの狙いは小柄な人にクッション性の高い、太い650Bタイヤをフェンダー付で使わせたいというものだったのでしょう。しかし、自己責任とはいえ、700Cが使えれば、入手が面倒な650Bリムを使わずに、最新のタイヤや、ホイール、チューブラータイヤも使える為、発展性がある。

特殊な一例報告でしたが、逆に700Cロードフレームに650Bを入れている例はよくあるようでした。
700C 650B conversionにて検索すると、いくつかウェブサイトが出て行きます。