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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

2024 SUGOロードレース Rd.1 F600

目標、目的

・例年ほぼ出場していないSUGOの第一戦に出場し、やる気を取り戻す

・安全運転。自分なりに考えて一生懸命走って楽しければ良し。

機材の変更

タイヤ:

D社スリックの幅5.5インチ用が入手不能となり、前後スパコルSC1 V4へ変更となった。

リヤ幅が195mmから180㎜になるのは朗報

切り返ししやすくなることが想定された。実際そう思われた。

ブレーキ時に頼りないかもしれない恐れがあったが、実際はそうでもない。

ライフについては15分2回、20分3回走行し、最後の走行で、シケイン立ち上がりの滑り出しが早い感覚があった。フロントの変化は分からず。

空気圧はメーカー推奨値を参考に温間でF: 220kPa, R: 180kPaくらいにした。

圧が若干ずれた走行枠もあったが、特に問題は難じなかった。というか圧が変わっても分からない。

タイヤサービスでの変更を頼めなくなったので決勝日用ホイールを1セット追加した。

リアの車高が何となく低くなった感じあり。

サスはいじらず、ハンドルバーを5mm下げてみた

リヤスプロケを46Tから45Tのロングを試した。

走行前々日にブレーキのフィッティングを増し締めしようとしてホースをねじって壊してしまった。前日に店に駆け込んで直してもらった。休日で家族サービスするはずだったができなくなり問題だったが、とにかくその場で直していただいてありがたかった。ブレーキは素人が触らない方がよい。

前日スポーツ走行でサイドカウルを飛ばしてしまった。アッパーカウルも損傷したので、取り急ぎ新品カウルを準備してもらった。時間的に無理だったが、何とかしてもらった。助かった。感謝。

準備:

自転車のトレーニング量はわずかCTL30程度

連日のフルスクワット、30-50回、プランク100秒は行った。

以下を意識した。

左コーナーで左腕をつっぱり続けることをやめたい。進入はともかく、曲がり始めたら体をオフセットして、セルフステアを意識したい。肘を抜く感覚か。今までは下半身のホールドが悪く、体幹を左に曲げることも苦手で、腕でつっぱっていた。左に曲がりたくないと頑張っていたようだw。SPイン、シケイン、S字の左でゼブラに膝をする様になった。ただし、3コーナーはクリップにつけないことが多い、自分のレベルでは2コーナー立ち上がりでアクセルを全開にしない方が良い。コーナー進入時の外足の踏ん張りをきっかけに曲がることを意識して、そのうち自動化したい。

逆に全開にできる所は短時間でも意識する。3コーナー立ち上がり、4コーナー立ち上がり、馬の背立ち上がり、SPアウト立ち上がりなど、一瞬だが、早くアクセルを開けることを意識する。

 

予選:

5月5日 午前8時50分から20分、快晴、最高気温27度程度?、少し西風

今回は混走20台(実際は18台だが確認していなかった)で渋滞を心配したが、たまたまあまり問題なかった。

前日スポーツ走行では勘を戻すのに周回が必要だが、予選ではすぐにまずまずのタイムがでるので、早くスタートした方がよいかもしれない。

 

ブリーフィング 9時45分から20分くらい

今回はミニバイククラスと同時のブリーフィングだった。私のクラスより出走が前で、時間的な余裕がないようだ。いつもより早くブリーフィングが終わった。

・ジャンプスタートのライドスルーペナルティは3周のうちに完了が必要。

SUGOではホーム、バックストレートで提示される。全日本のもてぎでピットサインの様に提示され、分かりにくかったらしい。

・オレンジボール(旗):ゼッケン番号と提示されたらすぐにコースアウトすること。

オイル処理は50㎝?1m?3000円、他コースより安いが、コーナーひとつで7、8万円にすぐなる。要注意。

筑波サーキットの禁止で話題になった再利用可能オイルフィルター、ブリーフィングの場で使っている人がいるかきかれ、いなかったので良しという感じだった。

・最近エスケープゾーンがアスファルトになってきている。今シーズンは3コーナー出口が舗装された。コーナーからはみ出た時にグラベルと違って安易に戻って後続と交錯する危険がある。戻るのはよいが、注意が必要。

・質問者がいて、コース上で止まってしまった際の退避で、ガードレールが高くて登れない、ホームストレートで壁が登れない時はどうしたらよいのかと。近くに退避できる場が無ければ車両の進行方向に退避できる所まで歩いて良いとのこと。手をあげてアピールなどしたほうが良いと。

 

リザルト

予選 1'38.705 (2/6周)クラス1位、混走4位(出走18台)

決勝  クラス1位/(出走7台)、混走4位/18台 16'46.119, best 1'38.501(2/10周)

 

決勝:10周、4番グリッド(2列目左)からスタート

コースオープンしてから早めに出て、サイティングラップは適当に走る。グリッド位置の迷いはなかった。

コースオープン前にスタート時のスロットルの練習をした。具体的には5000回転くらいを維持するだけ。結構難しい。Qスターズをつけているので針式タコの低回転部分が見にくい。デジタル計を参照した。

ウォームアップランは実際に本気でスタートする。グリーンフラッグの振りがあいまいで微妙に遅れ、予選1,2番の選手に前に入られてしまった。2番手の選手が微妙にゆっくりだが抜くことができない1000㏄のペースで走られてしまい全力が出せなかったが、転倒もまずいので結果的には問題なかった。

本番ではレッドフラッグが提示されている間に回転数を安定させ、もうメーターは見ない。効き足の右足を地面にべたづけして踏ん張り、わずかにクラッチをミートさせ、シグナルのブラッグアウトを視界の端で注視する。クラッチは最初からつながっているし、回転も低いのでさっさと完全につないでアクセルを全開にする。メーターを見る余裕はなく、1番グリッドの1198が2番のR1よりうまいスタートを切ってかつ、こちらの居るイン側によってきたが、行けると判断し、間をすり抜けた。1速の全開でこちらの方が伸びてホールショットをとれた。振り返ると適切にシフトアップできていたようで不思議だ。音で判断していたのか。

とにかく左コーナーが遅いので、4コーナー進入で刺されるかと思ったがチラリとも見えず、いつも通りS字を走る。初めの左で膝をするようになった。立ち上がりで1198の選手が速く、インベタでハイポイントを曲がられて抜かれる。なぜあんなにきつく曲がれるのか謎。

2番、3番のR1がどうなっているのかは分からない。クラスが違うのでブロックする必要はなく、集中して自分のラインを走る。2周目に38秒台が出た。その後別の周回でバックストレートでR1に抜かれること2回。集中が続かず、あとはダラダラした走りになったり、ミスしてブレーキを浅くかけながら110Rを曲がるはめになったり滅茶苦茶だが、抜かれることなく完走できた。集中力が3,4周しか持たない。ブレーキを強くかけられるようフロントプリロードを1回転余計にかけたが、びびって突っ込めず、1コーナーの進入に余裕があった。逆に3コーナーでは毎回クリップを外してしまった。車高が上がって切り返ししにくかったのか、2コーナー立ち上がりのアクセル開けすぎか。要確認。

あと、Qスターズの設定で上段表示をベストタイムにしていたので、予選ではよかったが、決勝では前周のタイムが分からず、ダメなのか、まずまずなのか判断できず、集中力が切れる要因となった。

まとめとしては

良かったのは予選で自力で38秒台になったこと、決勝ではスタートで問題なかっただけ。とはいえ、全力で走る際の高揚感は特別なものだ。

イチかバチかみたいな走りはしておらず、勢いがないが、前進はしている。楽しかったし、やる気を取り戻すということには成功した。

ご一緒に走った皆様。直接サポートしてくれた皆様、レース開催者に感謝。

 

次の課題は1コーナーつっこみでまだ余裕があること、3コーナー進入が安定しないことか。あとは各所でブレーキをひきずり過ぎてること、余裕があるはずなのにアクセルの開け始めが遅いこと。全部と言ってしまうと身も蓋もないが。