前日スポーツ走行
2023.6.10土曜 晴れ。気温26℃くらい。風感じず。暑い。
Fタイヤ KR151(H1) 空気圧:冷間200kPa、温間230kPa
Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa、温間160kPa
タイヤは2022年第4戦決勝で使用しただけのもの。
Fプリロード:最弱から7回転(走行1枠目)、7.5回転(2枠目)、8回転(3枠目)
Rプリロード:最弱から5回転
25分の走行枠で14周くらい。ガソリンは7L入れて1Lは余る。
2枠目後にオイル交換、フィルター未交換。最近は2時間以内に交換している。
左コーナーは以前から苦手だった。
公道走行はやめたので前年10月のレースからバイクには全く乗っていない。しかし、自転車のスタンディングスティルで、苦手な左にハンドルを切って練習したり、スキーで左外側ターン時の姿勢を矯正するなど、体を使うことはしていた。サーキットを走ると、タンクホールドのための内股の筋肉を使うが、日常生活では使わないので、バランスボールを挟んで若干の筋トレをするなどもしていた。ただし、トレーニング量は極小。1日数分とか。
心肺機能についてはシクロクロスシーズンよりは落ちているものの、自転車通勤の継続で例年よりは下がっておらず、左コーナーへの苦手意識をやや改善するよう考えてもみたし、年をとり、何もしなければ速くなるはずもないが、以上のわずかな努力でどうなるかといったところ。
何とか1枠目に42秒台がでてまずまず。タイヤは冬を越したものだったので不安だったが、問題なかった。
前プリロードを7回転に下げたが、ブレーキで明らかに沈みすぎる。優しすぎる感じであり、半回転ずつ強めた。8回転で強すぎる感覚がなくもないが、タイム自体は伸びた。
2枠目、3枠目と40秒台が出て安堵。レース中に38秒台がでたことがあるが、ひとりでは無理。シケイン進入でブレーキを残しすぎてグリップを失い、切れ込んだことがあった。スピードを落としたいことからブレーキを残しすぎる傾向があるため、早めというか的確なブレーキリリースを意識した。
今回の40秒台と過去の38秒台を比較すると、シケイン内、シケイン立ち上がりで1秒もロスしている模様。ビビりで立ち上がりにリアがぬるぬる行くところまで練習走行ではアクセルを開けられない。立ち上がりのラインも安定しない。要イメトレ。
とても楽しかったが、後日の筋肉痛がひどかった。
チーム内で動画がとられており、自分のことではないが、2コーナーでの視線の送りが外側になるとラインが膨らみ、3コーナーに入りにくくなるとの話題があった。
翌日の決勝走行にとても有用だった。
6月11日予選、決勝 雨、ときどき曇り。最高気温20度くらいだったか。
Fタイヤ KR189 空気圧:冷間200kPa、温間(max50℃にする)210kPa
Rタイヤ KR406 空気圧:冷間140kPa、温間150kPa
タイヤは2022年第3戦(予選、決勝)、4戦(予選のみ)で使用したもの
Fプリロード:最弱から7回転
Rプリロード:最弱から4回転
朝、路面はぬれていたが、車検時は曇り。その後しとしと雨。つなぎの中が濡れるほどではない。
車検では装備品全て点検あり。オイルゲージスティックのワイヤリングが甘いと指摘されたくらい。即修正。
ブリーフィング:
最近の転倒では切り返し後すぐに転倒しており、グラベルの距離が稼げず、たいへんなことになっているよう。SPインの死亡例も十分倒しこんでからのスリップダウンではなく、まっすぐウォールに向かったらしい。サス、タイヤ要因?具体的な対策はなし。
岡山のウォームアップ開始時の追突についても注意あり。最近はダッシュメータを注視しすぎているのでは?と。オレンジボールフラッグが出されたらすぐにコースを離脱するよう繰り返しの注意喚起もあり。
8時50分 予選20分
9時45分 ブリーフィング25分位
11時05-15分 出走前チェック
11時30-40分 スタート進行:出走前チェック後わずかな待機後にサイティングラップ。グリッドで選手紹介、ウォームアップラップ、スタート位置でレッドシグナル消灯でスタート。レインだとしっかりタイヤを温める時間は不要なのである意味、気が楽。
リザルト
予選 1'58.133 (5/9周)クラス2位、総合(混走)4位(出走14台)
決勝 クラス1位/(出走3台、申込み4台)、総合4位/13台 19'45.232, best 1'55.628(10/10周)
予選
開始と同時に出走すると渋滞するので、すこし待ってからいく。そもそも20分集中力がもたないことが多い。馬の背のブレーキなど車体がやや暴れるが、余裕はあった。
最近死亡事故が相次いでおり、転倒しないことを最優先とした。1分58秒台がでていることは自分のQSTARZで確認できていた。グリップ感が低くく、攻められる感じはしなかった。1コーナー終わりのタワーで1,2位が56秒台であることが見えて、無理だなとなえてしまい。そこからはタイムアップせず。
決勝:総合4位であり、4番グリッドからスタート。
別のクラスなので本来どうでもよいが、2番グリッドの方が斜めにグリッドについており、おいおい直さないのかよと気になる。
クラッチをわずかにつなぎつつ、足で踏ん張り、同時にわずかにアクセルを開けてスタートに備える。twitterにあがっている動画をみると、反応速度は適切。1速でのアクセルの開け方がおだやかでスピードに乗らなかったが、ウイリーもホイールスピンもせず。1コーナー突っ込みは問題なく、3コーナーまでは今までの自分よりはよかった。
4コーナーが明らかに苦手だったが、いま考えると、左コーナーでの体のホールドが寝かせる方にうまくいっていないかも。
馬の背でクラス1位の方がフロントからスリップダウンしたのが見えた。
予選クラス3位の方は予選が2分台であり、抜かれないだろうと慢心があり、集中しきれるか微妙な所であった。
OPENFORMULAの2位、3位争いを見つつ、付いていきたかったが、安全第一走行となり、57秒台が連続した。1回110Rではらみ59秒台となった。
その後クラス2位の方に10%上りで刺されたが、相手のCBR600RRよりこちらのエンジンが速く、ホームストレートで挽回できた。最終周はとくに丁寧にはしり、それまで57秒台だったのがいきなり55秒台となり、クラス優勝となった。
話をうかがうと、2位の方はトラクションコントロールを使っていたよう。こちらとしては助かったの一言。
レース後にはtwitterにはりつき、素晴らしい写真もいただいた。
楽しいレースだった。