YZF-R6レーサーでエビスサーキット東コースを走ってみた。
今回人生で2回目。1回目はナンバー付きのR6で何年前か不明なほど前。タイムは覚えていないが1分10秒くらいだっただろうか。
行きつけのバイク屋さんから行ってみたらと提案があり、申し込んでみた。
2023年7月2日、日曜日。快晴。気温30℃以上あったと思われる。風感じず。
Fタイヤ KR149(M3?) 空気圧:冷間200kPa 温間未測定。
Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa
SUGOロード第2戦で使う予定だったタイヤ。新品
Fプリロード:最弱から7回転(走行1枠目)、7.5回転(2,3枠目)
Rプリロード:最弱から6回転
Fダンピング(圧、伸とも):普段より弱めた。何ノッチにしたか憶えていない。要確認。
Rダンピング(圧、伸とも):オーリンズのTTXは猫に小判状態。最も締めた所から戻していく。どこまでも半時計回転方向に戻るので最弱は不明。普段は最強から20ノッチだが、30ノッチに弱めてサスが動きやすいようにしてみた。
ステアリングダンパー(yss)普段SUGOでは最弱から2クリック程度。
そのまま走行すると極端にアップダウンが激しいコースなので、各所でフロント荷重が抜けてハンドルが振れまくる。慣れている仲間に訊くと最弱から17クリックだという。冗談かと思ったが、15クリックくらいで走り問題なかった。
バックステップ:MAVERICKのものでステップバーの位置は四か所のうち、後ろの上にしていたが、最終コーナーの立ち上がりなどでギャップがひどく、シートに座っていると突き上げが激しい。ステップ上に立ちたいので、前の下にしてみた。よさそうである。膝はほぼ擦らないくらいなのでバンク角は問題ない。ハンドルバーを上げるのもよさそうだが現場では変更を思いつかなかった。
ベストタイムは1分5秒0
全く初めてではないので、コーナーの左右くらいは憶えていたが、走行ラインやブレーキのポイントが全く分からず迷子状態。慣れている仲間に引っ張ってもらって何とか分かりかけたところか。
気温は高かった。タイヤグリップは極めて高く感じたが、倒しこみが甘く、グリップを生かしきれない感覚だった。SUGOばかり走っていると、ブレーキを残してコーナーに入っていくが、エビスではヘアピンなどで倒しこみが遅れてしまう。
はじめのヘアピン後の上りで川が流れていたが、スリックタイヤでも全く問題は感じなかった。
1コーナー:
ブレーキをかけるにあたり目印は色々あるので、徐々に詰める余地はありそう。自分の場合100m看板では間に合わないのでその手前位でブレーキをかける。今回はビビりだったので、インに付く余裕があり、あまりカントが無さそうなコーナーではあったが、はらんで次のS字進入がきつくなることはなかった。
激しい登りのホームストレートなので、ポストのフラッグが確認できるか不安だったが、実際走ってみると見落とすことは無さそう。
S字:
進入のライン、ブレーキポイントが分からない。どうもここが遅い様子。色々試すしかないだろう。
第1ヘアピン:
外側のゼブラが途切れる所、舗装の継ぎ目などでブレーキポイントは決められる雰囲気。ブレーキを頑張りすぎて1回グラベルに出たが、そのまま復帰できた。カントがありそうで、グリップがあり、強烈に回り込める感じを有効に生かしたいところではある。
第2ヘアピン:
便所コーナーと呼ばれているようだ。最後は下っているので、フロントのグリップが抜けやすいかもしれないが、自分は左コーナーが苦手でそこまで寝かせられていない。
進入の方が問題。コーナーが見えない状況で前のコーナーの立ち上がりからアウトにラインを寄せつつブレーキが必要。かけ始めが分からない。また、ここでもブレーキを残して進入してしまう癖が出てしまう。ブレーキが残っていると、バンキングが重く、遅くなる。ヘアピンなので、パタンと倒しこまないといけないのだが。
100R:
下りで速度が乗った所での進入なので恐ろしい。今のところそれなりにブレーキをかけているが、もう少しブレーキを弱めて進入できるだろうか。恐ろしいのだが、今のところ膝もすらないし、変な挙動が出ているわけでもない。
最終コーナー:
どこからどこまでが最終かよくわからないが、30Rで最後のブレーキをかけてからは一体化したコーナーと考えられる。ギャップがひどく跳ねまくるので、減衰を緩めてサスを動きやすくし、ステップバーも立ち上がりやすいよう前にして、ステダンも効かせて何とかスロットルを一部全開にできるようになった。ただし、ギヤを何速に入れるか迷いがある。シフトアップしてしまった方が楽なのは間違いないが、検討が必要。
何となく危ないコースのイメージだったが、セッティング変更で何とか走れるようにはなった。1分5秒というのはまあ遅いわけだが、速くなるにはあまりブレーキを頑張らず、スムーズに走れるかの問題の様な気もする。
データロガーはあるのだが、今後はオンボード動画撮影があった方がよいだろうか。最近は速い人の動画がネットに上がっているので比較もできる。