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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

ブレーキ掃除

フロントブレーキパッドが減ったので交換したかったのだが、
ピストンに錆が発生していたのでしばらく放置していた。
気づかないふりで押し込めばフルードが漏れると思う。
フロントフォークの錆といい、たった5年程度でこんな事になるなんて
我ながら呆れた保管の悪さ。


パッドが減りきってどうしようも無くなる前に重い腰を上げた。
で、before, after.

ピストンを一個ずつブレーキレバーを引くことで押し出してはずし、
手磨きしている。


キャリパー単体にしてしまうと、コンプレッサがないため、
ピストンを押し出せなくなってしまう。
また、バンジョーを取り付ける際のワッシャーも注文しないといけなくなり
面倒なので、マスターシリンダーを含めたフロントブレーキ一式を車体からはずして作業した。
フロントカウルをはずしたりしないと、ブレーキ一式は外せない。


ブレーキ一式を部屋に持ち込み、自転車のハンドル(何故か余っている)にマスターを
セットし、ピストン1個のみをフリーにして、他は出てこないようにモンキーとか、手で抑えておく。そこでブレーキレバーを引けば、1個のピストンのみせり出してくる。フルードをこぼさないようにピストンをはずし、後はひたすら磨く。
一部が錆びていたが、パッドにごく近い部分だけで、ダストシールより外に飛び出る
部分だったので、ピストン交換は回避できた。
適当なコンパウンドで円周方向に磨いたあと、ピカールでそこそこ光る程度に仕上げた。ピストンが動く方向に磨くとフルード漏れの原因になると思われる。

これを8回繰り返した。もうやりたくないが、ピカピカになったので満足。

エア抜きはかなり大変で、フルードを1L程度も使ってしまったが、かなりカッチリ
したフィーリングになった。キャリパーやラインを叩くと、後から後から小さなエア
が出てくる。
ちなみに新しいパッドはデイトナのゴールデンパッドにしてみた。純正よりいいかは
よく分からない。