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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

ステップワゴン(RP)にバイクをのせてみた。

ステップワゴン(RP、4WD)にTDM900をのせてみました。

確かにのりますが、工夫が必要です。

長さの問題と高さの問題です。

長さについて。

私はフロントホイールクランプを使用したかったので、

2列目シートを外しました。

今回の車両は7人乗りの2列目独立シート仕様でしたので、

一人でも外せました。

シート下のプラスチックのふたを外して、4ヶ所ボルトを外すだけです。小柄な人だと、シートを運び出すのに苦労しそうです。出っ張ったシートレールは車体に残ります。

シートを外さない場合にTDMがのるかは試していませんが、短めの車両であれば、2列目シートの間に前輪が入るでしょう。しかし、車両の固定に難儀する可能性ありです。

天井やスライドドア付近にアシストグリップはあるものの、その固定にねじが使われておらず、金属クリップのため、アイボルトなどは取り付けができないためです。

強固にタイダウンベルトをかけられる場所は3列目シートを固定するための床の2ヶ所の金属フックのみです。

今回はフロントホイールクランプで自立させ、さらに後ろにレーシングスタンドをかけました。左右2本のタイダウンベルトをスライドドア開口部前のアシストグリップとTDMのフレームにかけ、3本目をシートを左右にまたがるようにのせて、床フックに固定しました。

3列目シートの上にスタンドがかかるため、多少のぐらつきはあります。

板でも敷けば、ぐらつきにくくなります。

レーシングスタンドは長いとリアゲートが閉まらなくなります。

J-Tripのショートローラースタンドの様な短いものが必要です。

高さについては室内高ではなく、リアゲートの開口部高さが問題です。

120cm強のため、TDMの場合、そのままでは通過できません。

前後サスのプリロードを抜いて、スクリーンを外せば通りました。外さないで、タイダウンベルトなどでサスを縮めても良いかもしれません。ミラーは外しています。

載せる際のラダーレールは長めのものであれば、1本で十分でしょう。

ハイエースなどよりは床高が圧倒的に低いので、人間用のレールや足台は普通はいらないはずです。

床がカーペットのため、フロントホイールクランプがぐらつくことと、タイダウンベルトを強固にかけられる場所が前にないという問題があります。

しかし、トランスポーターとしてたまに使う程度であれば何とかなりそうです。

常用する場合は強度など無理がある様な感じです。