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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

2023 SUGOロードレース Rd.3 F600クラス

前日スポーツ走行

2023.8.26.土曜 晴れ。気温32℃くらい。とにかく暑い。

Fタイヤ KR149(M3) 空気圧:冷間200kPa、温間220-230kPa

Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa、温間165kPaくらい 

タイヤはエビスサーキットランで20分x3走行後のもの。あそこは異常にグリップがよく、タイヤの減りがはやい。結構減っている。

Fプリロード:最弱から8回転

Rプリロード:最弱から5回転

1本目走行、ベスト1'40.10

かなり調子いい。今回意識したことをいくつか記録する。

・コーナー進入で外足に体重を乗せることを意識した。シフトダウンして進入する右ターンでできていなかった。実践しバンキングが速くなったように感じる。

・ブレーキのリリースをやや早めることでバンキングを軽くして速くする。

・S字の切り返しが間に合わないので、逆操舵を積極的に使う。

車の調整

・ハンドルグリップをごく細TZタイプから普通太さの川崎タイプに変更した。また、ハンドルバーの取り付け位置を上げた。車体の動きが軽くなったかもしれない。

・シートパッドを新品にした。滑りにくくなった。

・ステップバーを特別滑りにくいものに変更した。シフトダウンしにくかったが、ペダルをあげたら問題なく、車体への入力がしやすい。

・バックステップ位置をエビスで印象が良かった前、下にした。脚が短いのだから前の方がよい。全日本選手のように体をオフセットできないので、ステップを上にする必要は今のところなさそう。

・車体の動きを軽くするため減衰を抜き気味にする。

事前にやっていたこと

・自転車に乗る。トレーニング量としてCTL40弱までアップしたのは夏では初めて

・左ターンが苦手。自転車で左にハンドルを切ってのスタンディングスティルを練習した。今までできなかったが、まずまずできるようになった。

・外足の膝でタンクを引き込む筋力がいつも問題となるので内股の簡単筋トレを行った。具体的にはバランスボールをはさむ。毎日1回2分弱

・上半身トレーニングとしてのプランク。毎日1回2分。

ステップバーが低く前にあり踏ん張りすく、ハンドルバーを上げたことで姿勢が異様に楽なことからかなり乗りやすく感じ、2周目くらいからベストに近いタイムが出るようになった。今までにない感覚だった。また、今までより左ターンで膝をすることが増えた。3コーナーではいつも倒しこみが甘く、膝を擦らないが、今回は毎回擦った。車高が低いこともあるのかもしれないが。

 

2本目1'39.0, 3本目1'39.5がでた。本番パワーがない状況で39秒を出せたことと、走り始めからすぐにタイムが出るようになったことに驚いた。フィジカルの安定も効いただろうか。

110Rでややチャタリングが出た。アドバイスをもらい、減衰を少し抜いた。タイヤの圧は温間で220kPa程度とすでに低く下げなかった。やや改善した。

 

8月26日予選 決勝 曇りから晴れ。28から30度。蒸し暑い。

タイヤは前日と同じ設定の新品。

サスのプリロードも同じ。

車検:装備品確認は特に問題なし。予選まで時間の余裕がないので早めに並ぶ。

ブリーフィング

前日練習走行で死亡事故があったとのこと。詳細の説明はない。

後日情報を探してみると、どうやらMC41(CBR250R)で110Rでの単独事故だったよう。

最近コース外がグラベルから舗装に変更されたので、コースから出ると減速しない。壁が近いのでとても危険。30馬力でも死亡事故になってしまったのは悲しい。自分はどう走るか問い直すことになる。

今回の話は赤旗。急に減速してはダメと。追突されたらたいへんですからね。

暑すぎるせいか、集中力が切れて急に減速しているライダーがいるとのこと。

レコードラインを走るときは全力、全開で。当たり前だ。

 

リザルト

予選 1'39.312 (6/7周)クラス2位、総合6位(出走20台)

決勝  クラス1位/(出走6台)、総合4位/20台 16'39.481, best 1'38.594(3/10周)

 

予選(20分)

新品タイヤで出走。初めから飛ばせないと考えていたので、やや遅れて出走した。

ピットロード出口でなぜか赤信号。信号のあとコースに出る前に転倒者あり。スタッフ曰くオイルではなく、ガソリンを漏らして、自分で踏んで転倒したらしい。アンダーカウルからあふれるほど漏れていたはずなので、カプラーでも外れたか。直前にあった車検後にガソリンタンクを外したのだろうか。色々なことが起こるね。

新品タイヤはスムーズでいきなりタイムが出そうだったが、遅い車両にひっかかる。アドレナリンが出ず、集中力は続かず、決勝でそのまま使うタイヤなので、6周目に39秒台がでた所で終了した。その後クラス1位は更新されたが、総合6番で2列目は変わらなかったので結果OKである。

 

決勝:10周、6番グリッド(2列目内側)からスタート。同クラスは6台。混走20台

スタートでは利き足の右足をついて、半クラッチで進もうとする車体を抑えつつ、4000回転くらいの低回転から発進する運用で行っている。一般的ではなく、最速ではないかもしれないが、ほぼ失敗しない。これはすぐにクラッチをつないでしまうので、半クラッチの不安定さがないから。1速でアクセルコントロールのみとなり、回転上昇過程のトルク変動でややウイリーしやすいが、600ではあまり問題とならない。

ウォームアップランでは1番で戻ってこられた。グリッドがコース内側なのは良かった。理屈としてはインベタで1コーナーに進入すると、コーナリングスピードは出ず、立ち上がりが遅くなるが、要求されるタイヤグリップは小さいのでスリップダウンのリスクは少ない。

今回は予選3位(OPENFORMULA)の方が抜群にスタートがうまく、twitterに動画があがっていた。自分も悪くなかった。1コーナー進入前までは2番か3番だったようだ。まあ、1000㏄と勝負するつもりはないので問題ない。その後すぐに同クラスを争う選手に抜かれたが、ブレーキはこちらが強く時間をおかずパスできた。

総合1位の選手は35秒台の圧倒的な速さなのですぐに見えなくなってしまったが、総合2,3位争いからは急には離されなかった。各所でやりあっていて見ていて面白かった。

スタートを含む1周目が42秒台、2,3周目に38秒台がすぐ出た。これは本番パワーでしょうね。練習でできないことができる。

どうも一人旅になったようで後ろが気になったが、これは良くなかった。後ろを気にするべきではない。たった16分のレースなのだから前だけ見るべき。

あとで1000㏄に抜かれたが、直線のこと。ブレーキはこちらが明らかに深かったので、相当抜きにくかったはず。S字立ち上がりの登りとバックストレートが速い。ちょっとどうしようもない感じ。2コーナー、110Rでフロントが逃げて弱いチャタリングが出るが、危険な感じはなく、安定して39秒台で走れた。アドレナリン出まくりで楽しかった。

レース後にはtwitterにはりつき、素晴らしい写真もいただいた。

次のレースまで何ができるか考える。

エビスサーキット 2023 第2回LOVE&PEACEサーキットラン

YZF-R6レーサーでエビスサーキット東コースを走ってみた。

今回人生で2回目。1回目はナンバー付きのR6で何年前か不明なほど前。タイムは覚えていないが1分10秒くらいだっただろうか。

行きつけのバイク屋さんから行ってみたらと提案があり、申し込んでみた。

 

2023年7月2日、日曜日。快晴。気温30℃以上あったと思われる。風感じず。

Fタイヤ KR149(M3?) 空気圧:冷間200kPa 温間未測定。

Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa

SUGOロード第2戦で使う予定だったタイヤ。新品

Fプリロード:最弱から7回転(走行1枠目)、7.5回転(2,3枠目)

Rプリロード:最弱から6回転

Fダンピング(圧、伸とも):普段より弱めた。何ノッチにしたか憶えていない。要確認。

Rダンピング(圧、伸とも):オーリンズのTTXは猫に小判状態。最も締めた所から戻していく。どこまでも半時計回転方向に戻るので最弱は不明。普段は最強から20ノッチだが、30ノッチに弱めてサスが動きやすいようにしてみた。

ステアリングダンパー(yss)普段SUGOでは最弱から2クリック程度。

そのまま走行すると極端にアップダウンが激しいコースなので、各所でフロント荷重が抜けてハンドルが振れまくる。慣れている仲間に訊くと最弱から17クリックだという。冗談かと思ったが、15クリックくらいで走り問題なかった。

バックステップ:MAVERICKのものでステップバーの位置は四か所のうち、後ろの上にしていたが、最終コーナーの立ち上がりなどでギャップがひどく、シートに座っていると突き上げが激しい。ステップ上に立ちたいので、前の下にしてみた。よさそうである。膝はほぼ擦らないくらいなのでバンク角は問題ない。ハンドルバーを上げるのもよさそうだが現場では変更を思いつかなかった。

ベストタイムは1分5秒0

全く初めてではないので、コーナーの左右くらいは憶えていたが、走行ラインやブレーキのポイントが全く分からず迷子状態。慣れている仲間に引っ張ってもらって何とか分かりかけたところか。

気温は高かった。タイヤグリップは極めて高く感じたが、倒しこみが甘く、グリップを生かしきれない感覚だった。SUGOばかり走っていると、ブレーキを残してコーナーに入っていくが、エビスではヘアピンなどで倒しこみが遅れてしまう。

はじめのヘアピン後の上りで川が流れていたが、スリックタイヤでも全く問題は感じなかった。

 

1コーナー:

ブレーキをかけるにあたり目印は色々あるので、徐々に詰める余地はありそう。自分の場合100m看板では間に合わないのでその手前位でブレーキをかける。今回はビビりだったので、インに付く余裕があり、あまりカントが無さそうなコーナーではあったが、はらんで次のS字進入がきつくなることはなかった。

激しい登りのホームストレートなので、ポストのフラッグが確認できるか不安だったが、実際走ってみると見落とすことは無さそう。

S字:

進入のライン、ブレーキポイントが分からない。どうもここが遅い様子。色々試すしかないだろう。

第1ヘアピン:

外側のゼブラが途切れる所、舗装の継ぎ目などでブレーキポイントは決められる雰囲気。ブレーキを頑張りすぎて1回グラベルに出たが、そのまま復帰できた。カントがありそうで、グリップがあり、強烈に回り込める感じを有効に生かしたいところではある。

第2ヘアピン:

便所コーナーと呼ばれているようだ。最後は下っているので、フロントのグリップが抜けやすいかもしれないが、自分は左コーナーが苦手でそこまで寝かせられていない。

進入の方が問題。コーナーが見えない状況で前のコーナーの立ち上がりからアウトにラインを寄せつつブレーキが必要。かけ始めが分からない。また、ここでもブレーキを残して進入してしまう癖が出てしまう。ブレーキが残っていると、バンキングが重く、遅くなる。ヘアピンなので、パタンと倒しこまないといけないのだが。

100R:

下りで速度が乗った所での進入なので恐ろしい。今のところそれなりにブレーキをかけているが、もう少しブレーキを弱めて進入できるだろうか。恐ろしいのだが、今のところ膝もすらないし、変な挙動が出ているわけでもない。

最終コーナー:

どこからどこまでが最終かよくわからないが、30Rで最後のブレーキをかけてからは一体化したコーナーと考えられる。ギャップがひどく跳ねまくるので、減衰を緩めてサスを動きやすくし、ステップバーも立ち上がりやすいよう前にして、ステダンも効かせて何とかスロットルを一部全開にできるようになった。ただし、ギヤを何速に入れるか迷いがある。シフトアップしてしまった方が楽なのは間違いないが、検討が必要。

 

何となく危ないコースのイメージだったが、セッティング変更で何とか走れるようにはなった。1分5秒というのはまあ遅いわけだが、速くなるにはあまりブレーキを頑張らず、スムーズに走れるかの問題の様な気もする。

データロガーはあるのだが、今後はオンボード動画撮影があった方がよいだろうか。最近は速い人の動画がネットに上がっているので比較もできる。

2023 SUGOロードレース Rd.2 F600

前日スポーツ走行

2023.6.10土曜 晴れ。気温26℃くらい。風感じず。暑い。

Fタイヤ KR151(H1) 空気圧:冷間200kPa、温間230kPa 

Rタイヤ KR133(M1) 空気圧:冷間140kPa、温間160kPa 

タイヤは2022年第4戦決勝で使用しただけのもの。

Fプリロード:最弱から7回転(走行1枠目)、7.5回転(2枠目)、8回転(3枠目)

Rプリロード:最弱から5回転

25分の走行枠で14周くらい。ガソリンは7L入れて1Lは余る。

2枠目後にオイル交換、フィルター未交換。最近は2時間以内に交換している。

左コーナーは以前から苦手だった。

公道走行はやめたので前年10月のレースからバイクには全く乗っていない。しかし、自転車のスタンディングスティルで、苦手な左にハンドルを切って練習したり、スキーで左外側ターン時の姿勢を矯正するなど、体を使うことはしていた。サーキットを走ると、タンクホールドのための内股の筋肉を使うが、日常生活では使わないので、バランスボールを挟んで若干の筋トレをするなどもしていた。ただし、トレーニング量は極小。1日数分とか。

心肺機能についてはシクロクロスシーズンよりは落ちているものの、自転車通勤の継続で例年よりは下がっておらず、左コーナーへの苦手意識をやや改善するよう考えてもみたし、年をとり、何もしなければ速くなるはずもないが、以上のわずかな努力でどうなるかといったところ。

何とか1枠目に42秒台がでてまずまず。タイヤは冬を越したものだったので不安だったが、問題なかった。

前プリロードを7回転に下げたが、ブレーキで明らかに沈みすぎる。優しすぎる感じであり、半回転ずつ強めた。8回転で強すぎる感覚がなくもないが、タイム自体は伸びた。

2枠目、3枠目と40秒台が出て安堵。レース中に38秒台がでたことがあるが、ひとりでは無理。シケイン進入でブレーキを残しすぎてグリップを失い、切れ込んだことがあった。スピードを落としたいことからブレーキを残しすぎる傾向があるため、早めというか的確なブレーキリリースを意識した。

今回の40秒台と過去の38秒台を比較すると、シケイン内、シケイン立ち上がりで1秒もロスしている模様。ビビりで立ち上がりにリアがぬるぬる行くところまで練習走行ではアクセルを開けられない。立ち上がりのラインも安定しない。要イメトレ。

とても楽しかったが、後日の筋肉痛がひどかった。

チーム内で動画がとられており、自分のことではないが、2コーナーでの視線の送りが外側になるとラインが膨らみ、3コーナーに入りにくくなるとの話題があった。

翌日の決勝走行にとても有用だった。

 

6月11日予選、決勝 雨、ときどき曇り。最高気温20度くらいだったか。

Fタイヤ KR189 空気圧:冷間200kPa、温間(max50℃にする)210kPa 

Rタイヤ KR406 空気圧:冷間140kPa、温間150kPa 

タイヤは2022年第3戦(予選、決勝)、4戦(予選のみ)で使用したもの

Fプリロード:最弱から7回転

Rプリロード:最弱から4回転

朝、路面はぬれていたが、車検時は曇り。その後しとしと雨。つなぎの中が濡れるほどではない。

車検では装備品全て点検あり。オイルゲージスティックのワイヤリングが甘いと指摘されたくらい。即修正。

ブリーフィング:

最近の転倒では切り返し後すぐに転倒しており、グラベルの距離が稼げず、たいへんなことになっているよう。SPインの死亡例も十分倒しこんでからのスリップダウンではなく、まっすぐウォールに向かったらしい。サス、タイヤ要因?具体的な対策はなし。

岡山のウォームアップ開始時の追突についても注意あり。最近はダッシュメータを注視しすぎているのでは?と。オレンジボールフラッグが出されたらすぐにコースを離脱するよう繰り返しの注意喚起もあり。

8時50分 予選20分

9時45分 ブリーフィング25分位

11時05-15分 出走前チェック

11時30-40分 スタート進行:出走前チェック後わずかな待機後にサイティングラップ。グリッドで選手紹介、ウォームアップラップ、スタート位置でレッドシグナル消灯でスタート。レインだとしっかりタイヤを温める時間は不要なのである意味、気が楽。

リザルト

予選 1'58.133 (5/9周)クラス2位、総合(混走)4位(出走14台)

決勝  クラス1位/(出走3台、申込み4台)、総合4位/13台 19'45.232, best 1'55.628(10/10周)

 

予選

開始と同時に出走すると渋滞するので、すこし待ってからいく。そもそも20分集中力がもたないことが多い。馬の背のブレーキなど車体がやや暴れるが、余裕はあった。

最近死亡事故が相次いでおり、転倒しないことを最優先とした。1分58秒台がでていることは自分のQSTARZで確認できていた。グリップ感が低くく、攻められる感じはしなかった。1コーナー終わりのタワーで1,2位が56秒台であることが見えて、無理だなとなえてしまい。そこからはタイムアップせず。

 

決勝:総合4位であり、4番グリッドからスタート。

別のクラスなので本来どうでもよいが、2番グリッドの方が斜めにグリッドについており、おいおい直さないのかよと気になる。

クラッチをわずかにつなぎつつ、足で踏ん張り、同時にわずかにアクセルを開けてスタートに備える。twitterにあがっている動画をみると、反応速度は適切。1速でのアクセルの開け方がおだやかでスピードに乗らなかったが、ウイリーもホイールスピンもせず。1コーナー突っ込みは問題なく、3コーナーまでは今までの自分よりはよかった。

4コーナーが明らかに苦手だったが、いま考えると、左コーナーでの体のホールドが寝かせる方にうまくいっていないかも。

馬の背でクラス1位の方がフロントからスリップダウンしたのが見えた。

予選クラス3位の方は予選が2分台であり、抜かれないだろうと慢心があり、集中しきれるか微妙な所であった。

OPENFORMULAの2位、3位争いを見つつ、付いていきたかったが、安全第一走行となり、57秒台が連続した。1回110Rではらみ59秒台となった。

その後クラス2位の方に10%上りで刺されたが、相手のCBR600RRよりこちらのエンジンが速く、ホームストレートで挽回できた。最終周はとくに丁寧にはしり、それまで57秒台だったのがいきなり55秒台となり、クラス優勝となった。

話をうかがうと、2位の方はトラクションコントロールを使っていたよう。こちらとしては助かったの一言。

レース後にはtwitterにはりつき、素晴らしい写真もいただいた。

楽しいレースだった。

 

 

2022-2023東北シクロクロス#5 福島空港II

2023年3月5日、日曜日 晴れ、気温:14℃くらい。無風。とても穏やか。

CM1  7位(14人、50%、34:06.9 + 4:25)

CTL49と当社比最高にトレーニングしてきた。(まあ若い人はCTL100以上が当たり前でしょうが)

結果としては成績はよくなく、痛恨のチェーン落ち+最後の登りスプリント負けだが気分としては晴れやか。

今シーズンは終了。腰は痛くならず、ふくらはぎもつらず、負けたスプリント時に最高心拍数175と記録更新した。

 

機材:

タイヤ選択をとても迷った。

路面はドライ、ほぼ草。土のキャンバーは相変わらず難しいがだいたい乗車で行ける。

草地はとても凹凸がひどく、シッティングで行くのがつらいほど跳ねる。

前日試走でシラクEDGEを使ったら最終登りのトラクションは問題なかったが、キャンバー進入のブレーキでフロントをすくわれ顔面着地する始末。それに忍者返しのトラクションも不足していたので、EDGEは封印した。

テクニックのない自分はグリップを優先すべきと判断したが、シラクノーマルかMUDか決めきれず。当日昼試走で、両者で走り、MUDは何となく走りを重く感じ、シラクノーマルとした。ただし、本当に走りが重かったのかは不明。TLR, TL X-GUARDが混ざっているし、空気圧も違うので何とも言えないが、本番では転倒しなかったので結果は良かった。

1号車

フロントセンターの長いFELT FX

タイヤ 前:SERAC CX TL X-GUARD 155kPa、 後:SERAC CX TLR 175kPa

TLRは2本持っていたが、前回リム打ちパンクで1本廃棄。前に古いX-GUARDを持ってきた。上記の通り特に問題なく助かった。

今回EQUALワイヤディスクブレーキを採用してみた。STIリムブレーキ用を使えるので軽量化できる。シクロクロスの様な短時間の使用では問題ない。

ギヤ:前46x30T 後11-30T 11段

1対1のギヤを多用した。

今回アウターを実験的に使ってみて、意外に使用できたが、忍者返し前のシフトダウンでチェーン落ちして、歩きながら復帰できたが、抜かれる要因になってしまった。

フロントダブルか、シングルか、何Tが最適かまだわからない。

効率としてはもう少し大きなフロントギヤを使用すべきだが、リヤのローを多用しているので、チェーンラインを考えると、フロントダブルは悪くない。

ヘルメット:OGKエアロR2、クリアバイザー使用。Buff併用。暖かく、無くても明らかにいけたが、自分は肌を出せないので使用。

ウエア:サンボルトウインタースーツ。

インナー:ファイントラック長袖のみ。

やや暑めの選択だが、待機時間を考えると問題なし。

グラブ:シマノゴアテックスINFINIUM:かなりの薄手でもOKだった。

もっと薄手がよかったかも。ペラペラに思えてもSTIレバー握りにくい。

ソックス:夏用

シューズXC-9 純正タロンスパイク付。スパイクはとても有効。

 

コース:

気温は高く、前年雪が降った時のように凍っているわけではないが、スタートしてしばらくは本当にボコボコ。シッティングがつらい。シート高を低いままとして、ややダンシングも混ぜる。

草のコーナーは結構すべる。アウトにはらみながら立ち上がったが、特にロスはしなかったか。

キャンバーの初めは上部にラインができており、ペダリングできるくらい。難易度低。

前日試走で顔面着地した人が言える台詞ではないが。

キャンバー二つ目は難易度高だが、乗車で行ける人もいた。レース中にラインができてきて、外から回ってなるべく直登するようにしたら少しの足つきでいけた。フル乗車でいけた周回もあった。前を走るC2の選手がとてもうまくトレースした。

 

レース:

いつもトップからは大差がつく。総合的に速くするために初めはがんばりすぎない方がよいかと考え、スタートはあまりがんばらなかった。

結果的にはこれは間違いだったかなあ。1周目はほどほど。2、3周目は前に追いつくのにあるていどがんばった。4周目にC2の遅れてきた選手にツキイチという卑怯な方法で楽をして、最終周はがんばってみた。しかし、忍者返し手前で痛恨のチェーン落ち。ランで登り、歩きながらチェーンを戻すのにもたついて、7位の選手に抜かれてしまう。ラストの長い登りでフルパワーでがんばり、560Wとかでているが、負けてしまった。

とはいえ、まずまずフィジカルを整えて、最後にフルパワーでがんばることができ、気分は晴れやか。

今シーズンは終了。次シーズンまでフィジカルを維持するか、あわよくばもう少しパワー、テクニックを向上させたい。

2022-2023東北シクロクロス#4 ざおうさまカップ

2023年1月22日、日曜日 晴れ、気温:朝-1℃くらい。日中1℃くらい。無風。

CM1  10位(17人、58%、36:45.5 + 3:38)

成績としてはよくないが、パンクで代車交換のロスもあるなかでトップからのギャップはいつもより少ないくらい。下位争いを楽しんだ。CTLは40を超えたくらいだった。また練習しようという気持ちになった。

機材:

スタート時使用

2号車 タイヤ:SERAC CX TLR 前後180kPa ホイールリム内幅22.4㎜フックレス、ビットリア タイヤインサート ロード用Lサイズ

ギヤ:前46x30T 後11-30T 11段

代車

1号車 タイヤ:SERAC EDGE 旧TL、後ろのみX-GUARD 前後165kPa ホイールリム内幅22.4㎜フックレス

ギヤ:前36Tナローワイド、後11-34T 11段

ヘルメット:OGKエアロR2、バイザー使用。薄地のバラクラバ併用。夏用Baffでも寒くはなかっただろう。

ウエア:サンボルトウインタースーツ。吊るしの上下長袖ワンピースという貴重な存在。

インナー:ファイントラック長袖+アンダーアーマー冬用長袖

グラブ:シマノゴアテックスINFINIUM:かなりの薄手でもOKだった。

ソックス:Defeetの薄いウール。夏用の薄手でも問題なさそう。

シューズ:シマノXC9、スパイク付き。データはないが、スタックハイトが低い雰囲気。他のシューズに替えるとシート高に違和感あり。

私はパワーがなく(発熱が少ない)、寒がりなので、上記の厚着で全く問題なかった。半袖の選手もいた。

コース:

平坦基調の場所で長い登りは全くない。キャンバーは3か所。フル乗車でいける選手もいるという程度の難易度。自分は3か所目が登りきれず。階段2か所あり。一か所はラインが選べる。遠回りすれば段差なし。人気のラインは1か所だけホップ。近道は3,4回小さく跳ぶ必要あり。もう一か所の短い階段は大部分の人はかつぎ。私は乗車で行った。わずかに速かったよう。C1でも乗車は1/4くらいか。C1ぶっちぎり優勝のS選手はかついでいた。シケイン(バリアー)は飛べる人は跳べる様。私は跳べない。

前回は2m位の小山があったが、今回は脇を通る設定だった。危険だったか。

試走:

前日試走で、路面はドライ様であり、キャンバーも乗車でいける状況だった。コースにはアスファルトの部分も多く、MUDタイヤは不要と判断した。1号車はセンタースリック、サイドにノブがあるだけのシラクエッジにしてみた。シラクエッジは1台分しか持っていないので、2号車にシラクCXを準備した。

当日朝7時30分からの試走時も路面はドライだった。

しかし、10時台の2回目試走時に路面は一変していた。凍った土が溶けて校庭はドロドロに。幸いキャンバーは水はけよく、乗車でいける感じだった。

今回はJCXのため時間割が普段と異なり、2回目の試走直後にレーススタートだった。1号車のシラクエッジはまずいと感じ、変更したかったが、MUDタイヤがついた車輪はシーラントを入れていないなど、交換する時間がなく慌てた。また、気温の割に明らかに暖かく、厚着を脱ぐのにワンピースなので手間取り、試走1周しかウォーミングアップできず、招集にぎりぎりになった。慌てたので心拍はあがって結果的には問題なかったw

レース:

最近のスタート待ちではサドルに座り、非利き足の左足をペダルにはめて、右足をペダル直後に置いた姿勢で待機している。右足を前に出すだけでペダルを踏めるし、利き足なので、ペダルをキャッチできなくても何とかなりやすい。スタートのミスはあまり心配しなくなった。無難にスタートし、無難にキャンバーをこえたつもりだったが、徐々に遅れる。結果を振り返ると、キャンバーは乗車で行けたし、抜かれるほどではなかったが、特に遅かった様。もちろん脚もないからだが。午前のクラスが3周だったので、今回は5周と想定し、その通りだった。3周目終わり?の階段でフロントホップが早すぎてリム打ちし、パンク。ピットはすぐそばなので、シラクエッジの1号車に替えた。ロード用のタイヤインサートはタイヤのリム外れには有効だが、パンク時に走れるだけのボリュームがないことが体験できた。本番ではスピードがあがるので、難易度があがった所での練習不足がたたった。

代車はコーナーがグリップ不足でのろいが、直線は速い。後ろからは抜きにくいという状況だったよう。2か所のキャンバーはなんとか乗車で行け、ブレーキも効かないので、最終周には池ポチャ(水はないが)しそうになるもこらえて後ろの選手とのデッドヒートを終えた。楽しかった。

次戦は福島空港II

 

 

 

東北シクロクロス#3福島空港

2022.12.25

前日雪だった模様。当日はだいたい晴れ、風少々。気温不明。5度くらい。

東北CX CM1 8位(15人)トップから4分53秒遅れ、53%

前回よりはややトレーニングが進み、CTL40くらい、FTP216W(ガーミンによる)

レース中最大心拍173で自分としてはほぼ最高値で頑張れていないわけではないが、出し切った感じが今一つ。

ウエア:

サンボルトウインタースーツ、インナーはファイントラック長袖+アンダーアーマー冬用、モンベルフェイスマスク

寒くも暑くもなく全く問題なかった。やや暖かめよりではあった。

タイヤは前後ともSERAC MUD TLR 前160kPa, 後ろ165kPaくらい。

ホイールGIANT SLR1 フックレス内幅22.4㎜、ヴィットリアインサート ロード用Lサイズ使用。

コースがいつも通りデコボコで跳ねる。シート高635mmをかなり高く感じた。

跳ねる路面で頑張り切れず。キャンバーは1,2周目は何とか通れたが、3周目、4周目で落車して遅れた。

4周目が3周目より30秒も遅くなっておりどうしようもない感じ。

最後の直登だけは頑張って、ふくらはぎ、ハムストリングがつるくらいまで追い込んではいるが、他を頑張れていない。

シートをさらに下げてもよさそう。

キャンバーのラインを間違っていたかもしれない。自分は上を通るラインを選択した。

C1では乗車のまま行けていたのは4人。二人が下を通り安定していた。上を通った一人は速いが安定せず。試走で疲れるので上しか試さなかったのはよくなかっただろうか。

ただ、L1で下を通った選手が大転倒しているのを直前に見ていたので、あまり考慮しなかった。

単純にトレーニングが足りないとしか言いようがないが、膝裏が痛くなったり、寝不足気味な生活だったりなかなか難しい。ただ、モチベーションはある。

東北シクロクロス #2猪苗代ラウンド

2022.11.27 前日雨だった様。快晴。気温朝から昼まで7度前後のまま経過。風あり。

東北CX CM1 5位/14人(35%, 3.0㎞×4Laps, 12km, 42分22秒, トップから3分29秒遅れ)

天候は良かったが、おおむね泥。

今回はややトレーニングできていた(それでもCTL30.6)。

機材に課金。

タイヤ:IRC SERAC MUD TLR

シューズ:シマノ XC9(902)

ペダル:タイム

ウェア:サンボルト ウインタースーツ

ヘルメット:OGK AERO R2、クリアバイザー

レーニングと課金で成績はやや向上した。

今より上を狙うには不規則な生活をなんとかしないといけない。

タイヤについて東北CXはぬるいコースがなく、必ず厳しいキャンバーがあるのでグリップ最優先で良さそう。TLRならそもそも転がりは悪くないので、すべてMUD用でよいという結論になった。遠回りした。

新型のTLRはなんとなく柔らかく、空気圧はあまり下げない方がよさそう。下限が160kPaくらいか。

シューズは価格が高すぎるし、硬すぎてふくらはぎ、膝など負担がかかりそうで敬遠していたが、とりあえず問題なかった。履く時にかかとを押し付けておくと、かかとのホールドがとてもよい。

ペダルもよかった。泥でもなんとかそのまま嵌る。フィーリングもよい。クリートが地面に擦りまくるので、普段は使いたくないが。

ウェアはアンダーアーマーの冬用起毛インナーと組み合わせた。今回は7℃程度の気温だったが全く問題なかった。氷点下になるようなら、寒すぎるだろう。インナー次第で10から15℃くらいまで暖かくても行けそう。

ヘルメットもフィーリングがよい。誰もつかっていないバイザーも問題なし。

サングラスより軽量で曇りもなし。

朝食は本格的にはとらなかった。バナナ、ソイジョイ、CCDドリンク、エネルゲン、ナッツ、パイナップルケーキなど適当に。前日に乗っていないので、エネルギー切れはなし。根拠はないが、3時間前にはだいたい食べ終えて、飲み物はてきぎ追加。

コースはキャンバーに上り返しがあり、1周目だけ乗れず。2週目は乗車で通過できたが、その後落車した。バリアー以外はほぼ乗車で行けた。

新品の時最高に調子がよかったEQUALのブレーキパッドだが、洗車のせいか、整備時の油分付着のせいか、乗り始めに効きが明らかに落ちており、キャンバーなど強いブレーキが欲しいところで難儀した。とりあえず、クレのブレークリーン、マックオフのブレーキクリーナーを使っているが、解決していない。毎回新品パッドがいいかもしれない。長い下りなどで強烈に熱をいれると回復するが、会場では回復困難である。

不要かと思った1対1のギヤ(30Tx30T)を多用した。もう少し軽いギヤも欲しかったくらいだが、我慢だろう。フロントは2枚でアウターは不要だが、これまで1回もチェーン落ちを経験しておらず、替えない方がよいかもしれない。GRXのリアメカのクラッチ(チェーンスタビライザー)は使用していない。ONにすると変速が鈍くなるので。

ウォーミングアップは今回ローラーを使わず、斜面を使って自走でやってみた。

心拍を上げにくいが、パワーは出しやすい。20分くらいやって、印象はよかった。

今回はややトレーニングが進み、パワーやスピードは上がらないが、厳しい時に頑張り切れるという意味で根性が持ちこたえた。自分にとってトレーニングの意味はレース中の厳しい局面で根性が持続するかどうかということになる。根性がなければ頑張り切れず、失速して不完全燃焼となる。

CM1で今回5位。4位までは行ける可能性があることが分かった。表彰台は有力者の欠場がなければ難しいだろう。